どうもー、なかむーです。
住宅の打合せをしていると、「このまま家建てて大丈夫かな?」というお客様がいらっしゃいます。
そういう方たちの共通点は
自分たちがどういう暮らしをしたいか具体的にイメージできていない
ことです。そうすると
- 周りの人の意見に流される
- アレもコレも欲しいとなって結局決まらない
となってしまい、住んでからも「こうすればよかったな」などの後悔が多くなってしまうと思います。
この記事では、家づくりで失敗しないために絶対にやっておくべきことをお伝えします!
新築以外にも、戸建ての購入や賃貸の引越しにも役立つと思うのでぜひ読んでください!
現状を把握する
まずは、自分たちの現状を把握する事が最重要です!
え?と思う方もいるかもしれませんが、案外把握できてないものです。
自分たちがどんな家が必要なのかを考えるために、しっかりと現状把握をしましょう。
するべき事は以下の3つです。
家計の収支を把握する
皆さんは家計簿つけてますか?
つけてなかったとしても自分たちの年間の収支把握してますか?
家を建てるには自分たちの家計の収支把握は必須です。
住居にかかる費用は住宅ローンだけではありません。新築を建てる場合には思っているよりもたくさんの費用がかかります。実際に必要になってくる住居費用は以下のようになります。(住宅ローンで家を建てた場合)
- 住宅ローン(毎月)
- 光熱費(毎月)
- 修繕積立て費(積み立てないと将来メンテナンスができない)
- 固定資産税(毎年)
- 火災保険や地震保険などの保険料(毎年)※保険内容による
このような費用をしっかりと理解してローン金額を決めないと、生活が苦しくなったり、貯金ができなくなったりします。
また日々の生活をしていくには住居費以外にもさまざまなお金が必要になってきます。その家庭によって生活に必要なお金はさまざまです。自分たちが無理なく生活をするためにどのようなお金が必要で、住居にはいくらかけれるのかを知る必要があります。そのためにも自分たちが毎月いくらの収入があって、いくら支出をしているかしっかりと把握しておきましょう。
持っている物を把握する
今の住まいで持っている物がどれくらいあるのかをしっかりと把握しましょう!
これをすることで、自分たちの生活にはどれくらいの物が必要なのか?今持っている物の中で必要な物、不要な物がわかります。
そして新居で必要な分の収納スペースや部屋を把握できるので、新築を立てた際に「収納が足りない」や「収納があるせいで物が溜まっていく(捨てれない)」といったことも起こらなくなります。
私もやりたいと思っているのが、【家にある物のリスト化】です。相当根気がいると思いますが、これをやると以下のメリットがあるかなと思います。
- いる物、いらない物がハッキリとわかる。
- 余計な物を買わなくなる
- 収納に必要なスペースが把握できる
- 買替えや買い足しの時の間違いが減る
- 生活をよくする改善点が見つけやすい
是非やってみましょう!
人間関係を把握する
コレは上2つに比べたらそんなに重要ではないです。
どんな人が家に来るかを把握しときましょうということです。家に来る可能性が相当低い人のことを考慮した家づくりをしても意味がないので、その確認といったところです。
将来のことを計画する
現状の把握ができたら、次は将来のことを考えましょう。
ただ未来がどうなるかはわからないので、自分たちがどういう暮らし(人生)をしていきたいかを考えましょう。
- 家族構成
- 住む場所
- 仕事
- 生活する上で重視したいこと(こだわり)
順番に解説していきます。
家族構成
5年後、10年後、20年後と家族がどのようになってるかを考えておきましょう。
例えば、現在子供が1人いる場合は、2人目、3人目を欲しいと思っているのか。将来両親と同居する可能性があるのか。などです。それによって確保する部屋数が変わってきますし、家族の変化によって家を引っ越すという選択肢も出てきます。
また自分たちの老後についても、「その家で一生住むのか」「老人ホーム等に入るのか」など考えておくといいと思います。
住む場所・仕事
この2つは関係が深いと思うのでまとめさせてもらいました。
どの地域に住みたいのか?転職や転勤はないのかを考えておきましょう。
自分たちが住みたい地域(場所)があってそっちを優先に考えるのか、仕事を優先して考えるのか結構重要になってきます。これらが全く未定の場合は新築を建てるよりも賃貸に住んで様子を見る方が賢明かもしれません。新築を建てる場合は、手放すときのことを考えて建てる必要があります。
生活をする上で重視したいこと
自分たちの人生を豊かにすごすために家に求めるものや重視していることが何か考えておきましょう。例えば
- 趣味
- 家族との時間
- 自然との触れ合い
- 家の広さ
- 健康
- 家の明るさ
などです。これがはっきりしていると自分たちに必要な家がどんなものか考えるのがめちゃくちゃ楽になります。
まとめ
家づくりをする前にやっておくべきことは
- 現状の把握
- 将来の計画
この2つです!当たり前のように思えて実はできてない人も多いです。
これをやっておくと、「自分たちが豊かな人生を送るためにどんな家が必要か」がわかります。
家を建てた(住んだ)あとの後悔も間違いなく減ります。
家づくりで失敗しないようにこの「現状把握」と「将来計画」はしっかりとやっておきましょう。
またこれをもとに、自分たちの人生が豊かになる住まいがどんなものか考えてみましょう!
この記事がみんなの役に立つと嬉しいです!
ではまた!